■視聴率の面で苦境に立たされている
今年1月には映画『カイジファイナルゲーム』で冷徹な“影の総理”を演じたことから新規路線を開拓しつつあった福士だが、まだまだ演技方面では課題が残る。
さらに気になるのは、近年、福士は役者として人気に陰りが出ていることだ。
「福士は11年の『仮面ライダーフォーゼ』(テレビ朝日系)で初主演を果たしてから、13年のNHK連続テレビ小説『あまちゃん』で一気に知名度を上げ、人気俳優の仲間入りを果たしました。しかし、ここ数年はパッとしない。
16年の『お迎えデス。』の平均視聴率が7.9%、17年の『愛してたって、秘密はある。』(同)が8.9%、2年ぶりの主演だった19年の『4分間のマリーゴールド』(TBS系)が7.4%と、数字が振るわないんです。それだけに、今回の『DIVER』で巻き返してほしいのですが……」(前出の女性誌記者)
ブレイク当時は、高身長とさわやかな笑顔が人気を博した福士だが、その後の作品がなかなか当たらず、やや低空飛行状態が続いていたのである。