■キンプリ高橋にも目が離せない
そんな有村が、実に2年ぶりに民放の連ドラに帰ってきたが、今作も岡田惠和脚本の作品。有村が岡田脚本作品に登場するのは実に6度目になるが、これまで以上に、シンクロ率の高い脚本を仕上げてくれることも、期待できる。
「弟役のキンプリ高橋にも注目です。キンプリで役者としての活躍が目覚ましいのは、平野紫耀(23)や永瀬廉(21)ですよね。平野は言わずもがなですが、永瀬も今年『弱虫ペダル』で主演を務めたほか、21年の朝ドラ『おかえりモネ』の準レギュラー役も内定している。
今回の『姉ちゃんの恋人』を機に、高橋も本格的にドラマでの活躍を目指してほしいですね」(前出の専門誌記者)
高橋はジャニーズ入所前の10年の時点でSMAPのバックダンサーを経験したことがあるほか、19年には『ベツコミ』(小学館)で『僕のスーパーラブストーリー!!〜王子と男子は紙一重!?〜』という短編少女漫画で、ジャニーズ史上初の少女漫画家デビューも果たした。とんでもないポテンシャルの持ち主なのだ。
「役者の特技を作品に反映させることは珍しくない。吉川晃司が『探偵・由利麟太郎』にて弓道の設定を取り入れたこともあります。今回の高橋は、農学部の大学3年生という設定ですから、大学の学園祭で絵を描くとか、ちょっとしたダンスを披露するとか、そういうネタもあるかもしれません。高橋にも注目ですね」(前同)
有村のジャニーズとの共演は、15年の『ようこそ、わが家へ』で嵐の相葉雅紀、ジャニーズWESTの藤井流星と共演して以来、実に5年ぶりになる。
「13年に有村とHey!Say!JUMP岡本圭人とのキスプリクラのスキャンダルが報じられた影響で、ジャニーズとの地上波での共演がNGになった、という説もありますね。15年の『わが家』はスキャンダルが報じられた時点で決定していたので、それ以降NGになった。ただ、今回、5年ぶりに共演するということで、今後も有村とジャニーズ俳優たちとの顔合わせが期待できるかもしれません」(前同)
いま、女優として最もいい状態にある有村と、光るものを感じさせる高橋。2年ぶりの有村主演民放連ドラが楽しみだーー。