■若者視聴者の獲得のための「目玉」
YOASOBIを出演させたのは、NHKが新たな『紅白』ファンを獲得したい思惑があるからだともささやかれる。
「2020年の『紅白』は、ジャニーズ事務所に所属するグループが7組も起用されています。“ジャニーズ事務所で7組が多すぎる”といった批判もかなりありましたが、NHKが若い視聴者に見てもらいたいためにジャニーズのアイドルに頼った、と言われています。しかし、King&Princeや2020年にデビューしたばかりのSixTONES、Snow Manはともかく、ある程度キャリアを積んでいる他のグループのファン層はそれほど若くない、という見方もあります。
“若い『紅白』ファン”を獲得するためにも、ティーンエイジャーからの支持が厚いミュージシャンの出演は必要不可欠。そこで白羽の矢が立ったのが、YOASOBIだったのでしょう」(前出の夕刊紙記者)