■ジャニーズグループに楽曲提供も!

 星野舞夜のネット恋愛小説『タナトスの誘惑』を楽曲原作とした、最初のデジタルシングル『夜に駆ける』は2019年11月にAyaseのYouTubeにミュージックビデオが投稿されると、瞬く間に話題になっていった。

「公開から約7か月でに再生回数は2000万回を突破し、2020年12月23日現在(以下同)、1.3億回まで数字を伸ばしています。YouTubeだけでなく、ストリーミングでも同曲は絶好調で、累計再生回数は3億回を突破しています。

『夜に駆ける』だけでなく、2020年5月投稿の『ハルジオン』も3111万回、同7月投稿の『たぶん』も1603万回と、ミュージックビデオの再生回数はとんでもないことになっています」(音楽ライター)

 若者への爆発的な訴求力を誇るYOASOBI。日本芸能界のトップ・ジャニーズ事務所もそれを見逃さなかった。

「Ayaseは、12月16日リリースのHey!Say!JUMPのアルバムに収録されている楽曲『千夜一夜』の作詞・作曲・編曲を手掛けています。天下のジャニーズアイドルの楽曲を手掛けるほど、YOASOBIの人気が認められているということですよね。そして、ヘイセイサイドも、YOASOBIの力を借りたかったということではないでしょうか」(前同)

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