■田原俊彦は「辞めるの遅すぎるよね、みんな」

 3月17日、俳優の佐藤健(31)と神木隆之介(27)、ロックバンド・ONE OK ROCKが3月をもって所属事務所のアミューズを退社し、4月1日から独立することが発表された。

 佐藤と神木は新会社「株式会社Co―LaVo」に所属して、より自由度の高い道を模索するという。

 この日、佐藤は有料オンラインイベントを行い、「料理人に例えると一人前になっていくにつれて“自分の店を持ちたい”みたいな感じ」「人生これから。30代、ここからが本番だと思っている」と語った。

 かつてジャニーズ事務所に所属し、いち時代を築き上げた田原俊彦(60)は、2020年12月13付の『文春オンライン』のインタビューで、ジャニーズタレントの独立が相次いでいる件に言及。

 田原は「辞めるの遅すぎるよね、みんな」とし「身動きが取れなかったんだろうけど、それでも30歳を超えれば、1人で歩きたいなって思うのが普通だよ」と話している。

「佐藤や田原が話したように、ある程度の年齢を迎え、それなりに実績があるのであれば、退所を切り出した森田のように“自分1人でやってみたい”となるのは、自然な感情だとも言えそうです。

 そもそもの問題として、年齢を重ねてアイドルを続けていくことに、難しさ、限界を感じているタレントは少なくないでしょう。森田のみならず、多くのジャニーズタレントがその葛藤と戦っているのではないでしょうか」(前出の芸能プロ関係者)

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