■“殺人予告”からの「無言涙」

“殺害予告”を食らった岩橋は「殺すぞいただきました。ぞっとしました、大先輩の」と反応していた。

「岩橋は冗談めいて反応していましたが、声のトーンはかなり低くて、本気で太川にビビっていたのかもしれません。また、太川はジェットコースターを降りた後も岩橋に、“怖かったよバカ野郎!”“どんなに怖かったと思ってんだよ!”と恫喝と思えるほど大声でガチギレ。

 岩橋は頭を深々と下げ、コメントも出ないほど驚いていました。確かに、最年長で芸歴も一番長いリーダーの太川が苦手なジェットコースターに乗って、イチゲストで売れっ子芸人とも言えない岩橋がわがままで乗らなかったのですから、太川が怒るのも無理ないでしょう。ただ、子どもたちも多く見るGW中のゴールデンタイムの番組で、あの怒り方と言葉のチョイスは、完全に度が過ぎていましたね」(前出のテレビ誌ライター)

 優しさがPRされながらも、やはりブチギレた太川。そんなバス旅のプロが率いるバスチームは、2日目、大村湾のマリンスポットから有田ポーセリンパークまでの長い道のりで、バスの乗り継ぎに次々と成功し、鉄道チームよりも一足早くゴールの平戸城に到着して勝利を収めた。そこで再び、衝撃的な場面があったのだ。

「太川は勝利の証となるフラッグを宝箱から見つけると、目を丸くして無言になり、しまいには涙を流して喜んだんです。

 一方の村井率いる鉄道チームも、途中大村湾で高速船に乗るルートを発見して大幅な時間短縮に成功し、第3・4チェックポイントで太川チームとほぼ同じタイミングでミッションに挑戦できるなど大健闘し、デッドヒートを演出しました。20分遅れでゴールに到着したのですが、あと一歩で負けてしまったため、ゴール地点で中井が泣き、それを慰める村井も感極まってしまうという、両チームのメンバーの半数が涙するという、異常事態になりました。

 ゲストの中井はともかく、これまで何度も村井と戦った太川が泣くとはこれまでにもない展開。ただ、あの涙は、ニュー太川を番組が押し出しても、勝利への執念が少しも消えていないからこそでしょうね。勝ちに対するこだわり、執着心はなんら変わっていないことが分かりましたね」(前同)

 過激な怒りから、感動の涙まで、番組で喜怒哀楽を見せてくれるバス旅のプロ・太川陽介。これからもバス旅ファンを楽しませてくれるのは間違いなさそうだ。

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