●正しい歯の磨き方
歯ブラシよりも大切なのが歯の磨き方。ただ強くゴシゴシと音がするような歯磨きは虫歯予防にはなっても歯周病予防にはならない。
「まず、歯ブラシは手でギュッと握るのではなく、ペンを使うときのような持ち方をしてください」(石井さとこ氏)
ゴシゴシと音がするのは歯を磨いている証拠。歯周病を予防するには歯と歯肉の間にブラシの毛先を入れるのがポイントだ。
「歯ブラシを歯に当てる角度は45度ぐらい。毛先が歯周ポケットに入ったら、毛先で歯垢をかき出すようにモジモジと動かします」(前同)
これを1本1本やり、最後にデンタルフロスと歯間ブラシを使う。
「フロスと歯間ブラシを使うのは、歯を守るうえで必須。特に夜は、最低でも10分ぐらいする気持ちで磨くようにしましょう」(同)