■まだある!「日本シリーズ」伝説の名場面
『西鉄VS巨人』(58年)雨天中止からの4連勝 連敗後の移動日、夜行列車内では夜通しの宴会で、エースの稲尾も泥酔したが、第4戦が雨天で中止に。開き直って3連敗からの4連勝。
『ヤクルトVS阪急』(78年)上田監督の猛抗議 第7戦で、ヤクルトの大杉勝男が左翼ポール上に放ったホームランに、阪急の上田利治監督が猛抗議。1時間19分もの試合中断となった。
『阪神VS西武』(85年)悲願の日本一 阪神は三冠王のバースを筆頭に、掛布、岡田らの猛打でリーグ制覇した勢いで日本シリーズも圧勝。しかし、これが球団史上唯一の日本一。
『西武VS巨人』(87年)辻の神走塁 第6戦で一塁走者だった辻発彦は、センターのクロマティの緩慢な送球の間隙をついて、ホームに生還。この神走塁で西武は日本一に。
『ヤクルトVS西武』(97年)野村ID野球の勝利 西武の1、2番は松井稼頭央と大友進の俊足コンビだったが、クイックの得意な石井一久を開幕戦に起用し、西武の機動力野球を封じた。