空腹時にガッツリ食べたい、各地の名物丼を探して東奔西走! 強敵を蹴散らして頂点に立った国民食は?
このたび、週刊大衆は読者の要望に応え、日本各地から有識者を集めて、『日本大衆メシ審議委員会(JTMC)』を結成。今回は、全国各地のご当地「激うま丼」を大紹介する。
当ランキングでは、都道府県ごとに代表となる丼どんぶり料理を一つずつ選出(最終参照)、さらに、そこから10傑を掲載したい。
■名物・天然足赤エビ天丼、うまいステーキ丼!
まず、第10位には、天丼がランクイン。天丼自体は江戸・浅草で生まれ、今や全国で食べられているが、ここでは天然足赤エビ天丼を名物とする徳島県の代表とした。エビ天と甘辛いタレ、白米の組み合わせが食欲をソソる。また、エビは栄養面でも魅力的だ。管理栄養士の望月理恵子氏は、このように解説する。
「エビには、筋肉のもととなるたんぱく質、塩分排泄を促すカリウム、また、含有量は品種によりますが、貧血予防の鉄、抗酸化作用の強いアスタキサンチンなどが含まれています」
エビには天ぷらにしても油を吸いにくい利点も。
「他にも、同じく油を吸いにくいイカ、白身魚、卵、シソ、ピーマンなどの天ぷらがカロリー面でオススメです」(前同)
第9位はステーキ丼(沖縄県)だ。
「沖縄にはステーキを食べる食文化が根づいており、おのずと、うまいステーキ丼を食べさせる店も多い」(グルメライター)
一方、鶏肉と卵が絶妙にマッチする親子丼(大阪府)が第8位に。
「だし文化が発展している大阪では、親子丼を提供しているうどん店が多く、味わい深い一杯に出会えます」(旅行雑誌記者)