■いまさら人に聞けない!「国民年金」素朴な疑問Q&A

Q:年金手帳を紛失した場合は?

A:今年4月から年金手帳の新規交付・再交付が廃止に。紛失した際は年金事務所へ届け出て“基礎年金番号通知書”を受け取ろう。それが手帳代わりになる。

Q:そもそも年金の仕組みは?

A:労働を担う現役世代(20歳以上60歳未満)が支払った保険料などで確保した財源をもとに、高齢者などへ生活を支えるための“年金”を給付する制度。

Q:保険料はどうやって決まるのか?

A:国民年金は年齢や収入に関係なく一律金額。厚生年金は給与に応じた32等級の“標準報酬月額”に、18.3 %の保険料率を掛けた金額が保険料となる。

Q:「iDeCo(イデコ)」って何?

A:任意で加入できる私的年金制度。20歳以上65歳未満の間に拠出した掛金を自分で運用し、その運用益を60歳以降に“老齢給付金”として受け取れる。

Q:標準報酬額はいつどのように決まる?

A:4、5、6月の3か月間分の給与(通勤、残業などの各種手当を加えた総支給額)を割った平均が、“標準報酬額”となる。毎年1回、見直される。

Q:「iDeCo」は入るべき?

A:公的年金の受給額の縮小などに備えて老後資金を確保したいという人向け。また、「iDeCo」の掛金、運用益には税制優遇があるので節税効果も高い。

Q:「ねんきんネット」って何?

A:日本年金機構が運営する、24時間ネット上で年金記録の確認などができるサービス。基礎年金番号、メールアドレスがあれば、誰でも簡単に登録が可能。

Q:2022年4月から何が変わった?

A:65歳未満受給者の在職老齢年金制度の支給停止基準額を47万円に緩和。65歳以上の高年齢労働者には年に一度、年金が増額する在職定時改定が導入された。

Q:払うと損するって本当?

A:現行の保険が維持された場合、国民年金・厚生年金ともに支給開始から約10年を超えると、支払った金額以上の年金が受け取れるので、損するとは言えない。

Q:2022年10月から何が変わった?

A:個人経営の職場の就労者や、アルバイトなどの短時間労働者の厚生年金への適用範囲が拡大された。これまで配偶者扶養で免除されていた主婦も要注意だ。

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