■恋愛の相性診断だってお任せ!? 十二支占い
十二支占いは十干と十二支を使って行い、全部で５７６ものパターンがある。この複雑で精密な占いは、古代中国で既に行われていたとされ、長い歴史を持っている。その一部を以下に紹介したい。
●相性のいい干支
支合（しごう）
性格的が似ているため、共感できる部分が多い。
- ・ 子 と 丑
- ・ 寅 と 亥
- ・ 卯 と 戌
- ・ 辰 と 酉
- ・ 巳 と 申
- ・ 午 と 未
＊＊三合（さんごう）
自分の短所を補い合うことができる。
- ・ 子 と 辰 と 申
- ・ 丑 と 巳 と 酉
- ・ 寅 と 午 と 戌
- ・ 卯 と 未 と 亥
●相性の悪い干支
七沖（しちちゅう）
価値観が真逆で、共感できる部分がまったくない。
- ・ 子 と 午
- ・ 丑 と 未
- ・ 寅 と 申
- ・ 卯 と 酉
- ・ 辰 と 戌
- ・ 巳 と 亥
六害（ろくがい）
ライバルとして邪魔し合うため、ストレスになる。
- ・ 子 と 未
- ・ 丑 と 午
- ・ 寅 と 巳
- ・ 卯 と 辰
- ・ 申 と 亥
- ・ 酉 と 戌
三刑（さんけい）
一切分かり合えない最悪の相性である。
- ・ 丑 と 未 と 戌
- ・ 寅 と 巳 と 申
- ・ 子 と 卯
●似ているようで違う！ 十二支占いと動物占い
動物が出てくる占いと言えば、２０００年前後に大ブームとなった『動物占い』を思い浮かべる人もいるかもしれない。『動物占い』にも１２種類の動物が登場し、各動物に割り当てられた色は十干に対応しているものの、十二支占いとは関係ない。ちなみに『動物占い』に出てくるのは、虎・狼・猿・子守熊・ペガサス・ゾウ・ライオン・チータ・ひつじ・黒ひょう・こじか・たぬきである。
■まとめ
十二支は非常に長い歴史を持っており、現在に至るまでさまざまな用途に使われてきた。興味を持って普段の生活を送ってみれば、十二支が由来になっていたり、干支が関係する事柄が身近に意外とたくさんあることに気づくだろう。これを機に日常に隠された十二支を探してみてはいかがだろうか？
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