■節水の一番のターゲットはお風呂
さて、節水の一番のターゲットとなるのは、やはりお風呂。
「シャワーを使うと、15分で浴槽1杯分の水になってしまいます。湯船にお湯をためれば、入浴後に残り湯を洗濯や掃除にも転用できますし、シャワーよりも節水には効果的です」(和田氏)
しかし、シャワーも工夫次第で、大きな節水が可能だという。
「最近は、節水シャワーヘッドがホームセンターなどで手軽に購入できます。止水ボタンがついたタイプなら、さらに良いですね。髪や体を洗うときなど、蛇口を止めるのが面倒で、ついついシャワーを“流しっぱなし”にしがち。止水ボタンがあれば、これを防ぐことができます」(前同)
そして洗濯するときには、ぜひ、お風呂の残り湯を利用しよう。
「特に冬場は、真水より温かい残り湯のほうが、より汚れが落ちます。最近は、バスポンプが付属している洗濯機もありますからね。一つ一つは小さな節約ですが、これが積もり積もると大きな節約になると思って、ぜひ実行してみてください」(同)
まずは“小さな節水”から始めよう!