■合コンのような雰囲気に
九州地方に姉妹店が点在し、根強いファンを獲得しているのが、「ふくの湯」。中でも長崎市の「稲佐山温泉ふくの湯 長崎店」は、露天風呂から長崎の美しい街並みを望むことができることで支持を集めている。地元の主婦である佐和子さん(51・仮名・既婚)も、こう話す。
「湯につかりながら眺める長崎の夜景は、ロマンチックばい。地元民でも“わたしん街は、こがん美しかったんか”と、行くたびにハッとするわ。何より、入館料800円で味わえるけん、コスパがよかですよ」
地元民の憩いの場となっているのか、休憩所でご近所の男性とバッタリ会うこともあるようで……。「こっちも近所の主婦たちと一緒に行っとうけん、合コンのような雰囲気になってしまうこともあるんや。“すっぴんでもキレイやなあ”“やめんねー”なんて、年がいものうじゃれ合うのが刺激的で、楽しかねえ。夫には、内緒ばい」(前同)
前出の下関氏も、「休憩所で女友達と飲み明かすのは、居酒屋なんかで飲むのとはまた違った刺激がある」と言うように、湯上がり女性は格別のようだ。
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