■2度目のベストジーニストに選ばれたCM女王の杏

 考えてみると、東出と深い関わりのあった2人の女性、元妻の杏と不倫相手の唐田ともに、東出と違って演技力の評価が高かった。世間から東出以上に非難された唐田も、「演技は上手かったのに」と評価する声も、一定数あったのである。

「杏は12年の『妖怪人間ベム』(日本テレビ系)で、クールながら人間に情を捨てきれない妖怪人間・ベラや、13年のNHK連続テレビ小説『ごちそうさん』で“戦争を生き抜いたたくましい母”を演じたことで国民的な評価を獲得。特に女性からの人気が高く、現在では約20社もの企業のCMやイメージキャラクターを務めている。ファッションモデルとしても評価されていて、今年は2度目の『ベストジーニスト賞』を受賞しましたね」(前出の専門誌記者)

 杏は08年に第25回ベストジーニスト協議会選出部門受賞を受賞していたが、今年の『第37回ベストジーニスト2020』で、全国投票で決まる一般選出部門の「女性部門」の1位に、10万1083票で選出されている。

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