■中山美穂vs田原俊彦「因縁の対決」
因縁の対決の第3ラウンドは、中山美穂(51)VS田原俊彦(60)。
「一時、つきあっていましたが、田原がミポリンの親友だった工藤静香に手を出して、破局になったとも」(芸能プロ関係者)
美穂がWANDSを従えて『世界中の誰よりきっと』を歌えば、田原は『抱きしめてTONIGHT』をダンスとともに披露。
「田原は一度、『紅白』に落選。その翌年、『抱きしめて〜』のヒットで再び出場が発表された。しかし、前年の意趣返しか、自ら辞退した過去があります」(レコード会社関係者)
続いては、ピンク・レディーのスペシャルステージ。『ウォンテッド(指名手配)』『UFO』など人気曲をメドレーで披露。『サウスポー』では、審査員席のスーパースター・王貞治が手拍子する姿が映し出された。
対するは、77年の『紅白』でもピンク・レディーと相対した沢田研二(73)。
「ジュリーは我々の世代のヒーローです」(60・会計士・兵庫県)
続いては、テレビにほぼ出ないニューミュージック界の2人がそろい踏み。竹内まりや(66)は『不思議なピーチパイ』、松山千春(65)はカラオケ人気の高い『大空と大地の中で』を歌った。
舞台には岡村孝子(59)が登場。東京オリンピック、パラリンピックの感動映像をバックに『夢をあきらめないで』を、しっとり歌う。
「元気になる曲。高校の野球部時代に、よく聴いた」(52歳・会社員・福岡県)
対する長渕剛(65)は『乾杯』をギター1本で熱唱。
「90年の紅白では、ベルリンからの中継で、『乾杯』を含む3曲を歌唱。長渕は一人で17分間も歌い続け、他の歌手を怒らせたのは伝説です」(放送作家)
一方、舞台では、『伊豆の踊り子』のヒロインを演じた吉永小百合と山口百恵(62)のツーショットが実現。
「日本の美しい風景が頭に浮かびます」
小百合の前口上を受けて、百恵が歌うのは『いい日旅立ち』である。
「心にしみる曲。大みそかにこそ聴きたいね!」(57歳・団体職員・福島県)
対戦相手は、ロック界の大物・矢沢永吉(72)。『時間よ止まれ』をクールに歌って、前半を締めた。