■二塁手で有力なのは?
残る二塁手は、吉川尚輝(26)が有力だ。
「身体能力は坂本級。昨季はケガで離脱しましたが、シーズン通して戦い抜ければ、松原よりもトップバッターに最適と評価も高い。正二塁手の座を若林晃弘(28)や廣岡大志(24)らと争うことになりそうですが、現時点では最有力ですね」(巨人担当記者)
新外国人など不確定要素も多いが、他球団の情勢と見比べても、今季の巨人が現時点で最も穴の少ない球団であることは間違いない。
「現時点では巨人が一歩も二歩も先んじている。ヨソより戦力はそろっているわけだから、あとはヘタな小細工などせず、どっしり構えていればいい。そこに菅野の復活があれば、少なくとも去年のようなことにはならんでしょう」(前出の伊原氏)
2月、“不屈の精神”を胸に再始動する原巨人。2年ぶりのⅤ奪還、悲願の日本一達成はなるか、注目だ。