■トレンディドラマブームに乗った浅野ゆう子

 一度も活動休止期間がない、現役バリバリの70年代アイドルの一人が浅野ゆう子(59)だ。「彼女は10代の頃から色気ムンムンで、20代のときに、写真集がベストセラーに。多くの男性に貢献しました。ところが、その直後にトレンディドラマブームに乗り、本格女優に転身。結果的に息の長い芸能活動を続けることに成功したんです」(テレビ関係者)

 そんな彼女も私生活では、この10年ほどで、いろいろなことがあった。「長らく結婚に縁がなかった。14年には同棲していたとされる俳優の田宮五郎(田宮二郎の次男)が、47歳の若さで急死するという悲劇にも見舞われました。しかし2年前に、一般男性と57歳にして初めて結婚をしています」(前同)

 71年に『わたしの城下町』でデビューした小柳ルミ子(67)も、長きにわたってメジャーな芸能活動を続ける稀有な存在だ。「70年代のアイドル時代が第1次、『誘拐報道』『白蛇抄』といった映画での艶技が高く評価された80年代が第2次、大澄賢也と結婚して夫婦で活動していた90年代が第3次と、彼女には過去3度のピークがある。そして、デビューから半世紀を経て、今は第4次のピークを迎えています」(スポーツ紙記者)

 それは、あまりにも意外な形だった。「彼女は十数年前からサッカーにハマり、以来、寝る間を惜しんでスタジアム、テレビで年間約2000試合も観ているとか。並の評論家以上に観ることで目が肥え、今ではサッカーの辛口論客として引っ張りだこなんです」(前同)

 18年には『パスコースがない? じゃあ、つくればいい。』(東京書籍)という、独自のサッカー理論をまとめた本を出したほどだ。

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