■低視聴率の『ラヴィット!』に麒麟・川島が自虐

 3月末にスタートした番組で、最も苦戦を強いられているのが麒麟川島明(42)がMCを務める『ラヴィット!』(TBS系)だろう。

 4月13日の放送では平均世帯視聴率1.9%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)、個人視聴率0.9%という結果になった。

 同日は、テレビ朝日の『羽鳥慎一モーニングショー』は世帯10.6%、個人5.6%、日本テレビの『スッキリ』は世帯7.7%、個人4.0%、同じタイミングでスタートした『めざまし8』が世帯5.4%、個人2.8%という結果を見ても、いかに『ラヴィット!』が後れを取っているかが明らかだろう。

 4月14日の番組冒頭、川島は、「『ラヴィット!』が始まってから、他の番組のスタッフが優しい。楽屋に枕があったり、毛布を用意してくれたり」とし「川島、思った以上に元気です」と話した。

「川島さんが優しくされているのは早朝の番組を担当しているから、とも受け取れますが、あまりの低視聴ぶりに他の番組のスタッフが気を遣っているとも取れます。これは川島さんなりの自虐ネタとも言えそうですよね。

 4月1日の放送でNON STYLE石田明さん(41)が“下がるな視聴率!”と挨拶するなど、他の出演者が視聴率について言及することはありましたが、川島さん本人が番組の不調に触れることはありませんでした。

 今回も直接的に言ったわけではないですが、ただ、彼の“自虐ネタ”は、切羽詰まったからというよりは肩の力が抜けたから、という理由が大きいかもしれません。落ちるところまで視聴率が落ちて、これ以上落ちようがない。今後は開き直って、より本来の“芸人界最強の万能”と言われる高い能力を発揮してくれるのではないでしょうか」(制作会社関係者)

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