143試合を戦い抜くための強靭な肉体を作りプロの技量を磨く――。鍛錬の場で起きたマル驚秘話を大公開!!
キャンプを制す者はペナントを制す――といわれる球界。今季も2月から春季キャンプが始動するが、コロナ禍のためファンの見学は原則中止。報道陣の数も制限されるなど、昨季に続き、異例のキャンプとなる。ーpただ、この状況が、かえって選手たちにはよいのではないかと、解説者の江本孟紀氏は指摘する。
「コロナで球場と宿舎の往復だけになって、外食もままならない状態のはず。でも、今にして思えば、我々の頃も、そう変わらない。むしろ、野球だけに集中できていいはずです」
キャンプで十分な“体作り”ができないと、シーズン中に不調に陥ったり、ケガをしてしまうこともある。そのため、今季は例年にも増して、キャンプに気合いが入っているという。
「巨人の原辰徳監督は、来日できない外国人選手のために、アメリカでミニキャンプを実施するよう指示しています。外国人選手が調整不足のまま、チームに合流するのを防ぐためです」(スポーツ紙デスク)
昨年10月末に日本ハムの新指揮官に就任した新庄剛志監督も、鼻息が荒い。
「自らのインスタグラムで、“スライディングパンツを3枚買いにいく”と宣言。1軍ではなく、2軍キャンプから視察するというのも異例です」(前同)
型破りな言動で球界の話題を独占し続ける新庄監督だが、ソフトバンクの王貞治会長は、こう評価する。
「シーズンオフに、これだけ球界が盛り上がったことはないよね。新庄くんには本当に感謝している。言動にしたって、奇想天外なようで実は理にかなっている。ただ、これだけは言っておきたい。ペナントが始まったら、新庄くんではなく、選手が主役です」